【新しい健康法】「空腹」こそ最強のクスリ④



健康 不安男
健康 不安男

糖質ダイエットって少し前に流行ったけど、実際どうなの?
身体によくないとかも聞くけど、度が過ぎると良くはないよなぁ
実際、糖質ってご飯とか麺の事でしょ?

糖質制限ダイエットという言葉をよく耳にすると思います。
読んで字のごとく糖質の摂取を抑えるダイエットのことです。普段の食事を思い出してみると、糖質の多く入った食材を口にしていると感じている人は少ないと思います。

また日本人の主食は米ですが、食事という至福の時間に、糖質の事を考えながら食事をするのは、なんか違うような気がします。

既に糖質の摂取に気を付けている方も、もしかしたら知れず知らずに余分な糖質を摂取しているかもしれません。
食事制限をしているのにも関わらず、体調が優れない方は、率先して改善をしますが、そうでない方は、もしかすると内臓に大きな負担を抱えている状態かもしれません。

今回は、食事をした時の糖質の摂取量や、普段の食事で過度な食べ過ぎでなければ、
米や麺類などに過敏に反応しなくても良い事が分かります。

また、肝臓などの「沈黙の臓器」についても理解が深まります。

日本人は糖質過多の傾向にある

このような経験はありませんか?

・丼や麺類などで食事を済ませることが多い
・食後に眠気を感じたりイライラする
・直ぐにお腹が空いてしまう
・常時、体が怠く感じて、やる気が出ない

これらは糖質過多の影響かもしれません。

普通に食事をしているようでも炭水化物には多くの糖質が含まれています。

茶碗一杯(約150g)に含まれる糖質は約50gで、3gのスティックシュガーで約17本分です。
素うどん1杯(約250g)に含まれる糖質は約60gで、3gのスティックシュガーで約20本分です。

日々の生活で忙しい時には、手っ取り早く食事を済ます手段として、
おにぎりや麺類・丼やカレーライスなどでお腹を満たすこともあると思いますが、その一方で糖質過多の状態を招いているかもしれません。

知らず知らずのうちに摂取している糖質

糖質=炭水化物と理解している方は多いと思いますが、
近年では、ほぼすべての食べ物に糖質が含まれているといっても過言ではない状態です。
というのも、スーパーマーケット等で販売されている惣菜や加工食品には、
糖質が含まれているブドウ糖や水あめなどが使用されている
事が多いです。

これには理由があります。

商品の販売促進(売り上げを伸ばす)が狙いです

勿論、戦略自体は問題ありません。
大事なのは知らず知らずに多くの糖質を摂取しているという事です。

なぜ糖質を含んだ商品が売れやすくなるかというと、
脳内に分泌される2つの物質がカギとなります。

・ドーパミン   =脳内報酬系
・β-エンドルフィン=脳内麻薬

この2つの成分が分泌されると、人は快感を覚えるのですが、
こらが多くなると、依存性や中毒性が高くなるといわれています。

糖質は、ドーパミンとβ-エンドルフィンを増やすことが分かっています。

「沈黙の臓器」肝臓が脂肪肝にならないために

糖質を摂取すると、体を動かすエネルギーとして使用しなかった余分なものは、
予備エネルギーとして中性脂肪になり肝臓に貯蔵されます。
この中性脂肪を使う前に次から次へと糖質を摂取してしまうと、
新しい中性脂肪が増えていくばかりです。

さらに、運動不足や加齢による基礎代謝の低下などでエネルギー消費量が減ると、
中性脂肪の貯蔵に拍車がかかります。これが脂肪肝につながります。

肝臓や腎臓は「沈黙の臓器」と呼ばれ、症状が出る事があまりないため気づいたときには、病状が進んでいる可能性が高いといわれています。
そのため、定期的な検査・糖質の摂りすぎに注意する・運動をするなどに
普段から気をつける必要があります。

まとめ

普段から1日3食を基本として食事をとると、糖質過多になる可能性があります。
また1食の内容が丼もの・麵などの茶碗一杯分の糖質よりも多くなる時は、
糖質過多に注意しなければなりません。

糖質=炭水化物というイメージがありますが、その他の食事にも多くの糖質が含まれている事を念頭に置いて、食事の内容や量を考えなければなりません。

普段は気にすることの少ない「沈黙の臓器」を健康に保つために、
定期検査・糖質の摂取量・運動などを気にかけ日々の生活を見返すことも必要です。

自身も『空腹時間』をとることにより、体調改善が出来ていることを実感しています。
無理せずに続けることが大切ですが、直ぐに慣れました。
実践して良かったです、次回の人間ドックがとても楽しみです。

ではでは(@^^)/~~~

参考文献
医学博士 青木 厚,『「空腹」こそ最強のくすり』,株式会社アスコム,2019

「空腹」こそ最強のクスリ [ 青木厚 ]

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