【新しい健康法】「空腹」こそ最強のクスリ③

健康 不安男
健康 不安男

空腹時間かぁよさそうだなぁ
自分にも出来そうな気がしてきたぞチャレンジしてみるか
でもダイエットとかには効きそうだけど、他にどんな効果があるのかなぁ

内臓の働きがよくなると体調の変化はどう改善されるの具体的にわからないと思います
また空腹時間の確保で食べていないんだから痩せるとは思うけど、それって体に良くないんではないかという不安もあります
そもそもオートファジーっ何?そんな効果があるの?といくつかの疑問があります

まず内臓が元気になれば病気の予防になるんです
また脂肪が使われるメカニズムが分かる事で安心して空腹時間の確保にチャレンジできます
そのためには筋トレが大事になります
最後にオートファジーが何なのか分かります

内臓が元気になれば病気の予防になる

空腹時間を確保することにより内臓が十分に休むことが出来ます
休むことにより内臓がリセットされ、正常に働くようになり

・下痢や便秘の改善
・アレルギーの改善
・体調不良の改善

が期待できます
というのは空腹により抗酸化酵素が増え活性酸素の減量につながるといわれているからです
活性酸素は細胞の老化や病気の発症の原因となるため、それを抑え病気の予防になります

脂肪が使われるメカニズムを知り痩せることに納得が出来ます

脂肪の分解は最後に物を食べてから10時間ほど過ぎて始まります

では体が動くためのエネルギーがどのような流れになっていて、空腹による脂肪の使われ方がどうのように行われているのかを順を追って説明します

・食事で摂った糖質が腸で消化・吸収される
・血液によって肝臓へ運ばれる
・全身に糖が運ばれる
・糖は脳・筋肉・内臓などが働くためのエネルギーとして使えわれる
・エネルギーとして使われなかった糖は一部グリコーゲンとして筋肉や肝臓に蓄えられる
・筋肉や肝臓から溢れた糖は脂肪となり脂肪細胞に蓄えられる
・外部からの糖の補給がなくなる
・肝臓に蓄えられたグリコーゲンを利用してエネルギーにして使います
・空腹時間10時間が経過すると肝臓のグリコーゲンが無くなる
・脂肪細胞の脂肪を分解したり筋肉を燃やしエネルギーにして使います

つまり空腹時間10時間以降に脂肪が分解され、それ以降は時間が長くなればなるほど脂肪が分解されて減っていき、結果ダイエットにもつながるのです

ここで大事なのが筋トレです

空腹時間を利用しての脂肪燃焼は並行して筋肉も燃やしています
筋肉量が減少すると、基礎代謝量が減るため太りやすい体質になりかねません
筋トレといってもマッチョになりましょうというのではなく程よい運動を増やすという意味です
例えば

・エレベーター・エスカレーターの代わりに階段を使う
・腕立てをする
・スクワットをする

この程度の運動です、無理をせずしんどくなったやめるぐらいです
ただ運動自体は健康に良いので普段から体を動かす時には負荷をかけることを意識しましょう

オートファジーが何なのかが分かります

細胞内の古くなったタンパク質を除去して、新しいものに作り替える仕組みです

車で例えるなら、タイヤがすり減ったので買い替える、エンジンオイルが劣化したので替える、バッテリー交換など車自体を買い替えるのではなく、車検に出して整備してもらう事です
車検は2年に一回の周期で受けに行きますが、オートファジーは空腹時間が16時間経つと自動で発動します※厳密にいえば古いタンパク質を利用して新しいものを作る

オートファジーにより生活習慣病・アルツハイマー型認知症・感染症などの予防効果や肌や筋肉などの老化防止があると考えられています

まとめ

空腹によりオートファジーが発動されて細胞が蘇り、様々な健康効果が得られます
また脂肪の燃焼も促されダイエットにも繋がりますが、同時に筋肉も衰えるため適度な運動が必要です
といってもガチムキになる必要はなく、簡単な筋トレ・適度な運動を増やす程度で筋肉の維持をします

次回は糖質過多についての記事を書きます
ではでは(@^^)/~~

参考文献
医学博士 青木 厚,『「空腹」こそ最強のくすり』,株式会社アスコム,2019

「空腹」こそ最強のクスリ [ 青木厚 ]

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