【神道の基礎知識】参拝前の手水舎の役割


こんにちは、セイタマンです
龍神様の存在を実感できるよう日々精進しています

神社で最初の鳥居を通過すると
手水舎(ちょうずや)が側にあります
ここではまず心身共に清めます
神様に会う前に穢れ(けがれ)・汚れなどを落とすためです
この行為を禊(みそぎ)と言います

禊(みそぎ)の神話

最初に禊をしたのは
伊邪那岐命(イザナキ)です
妻のイザナミが死んで黄泉(よみ)の国に行ってしまいましたが
イザナキはイザナミを黄泉の国から連れ戻そうと会いに行きました
しかし変り果てたイザナミの姿に驚き・恐怖を覚え黄泉の国から逃れます
地上に戻ったイザナキは黄泉の国で穢れてしまった身を清めるために
禊をしました
※禊の際にイザナキは多くの神様を生み出していて
最後に生まれた3人がアマテラス・ツキヨミ・スサノオです

手水舎での作法

手順は次の通りです

1右手で柄杓(ひしゃく)を持ち水をくむ
※龍神様から出ている水をいただく
※溜まってる水はすくわない

柄杓1杯で全ての工程を行います

2左手を清める(軽く洗う)

3柄杓を左手に持ち替えて
右手を清める(軽く洗う)

4柄杓を右手に持ち替えて一口分の水を受けて口をすすぐ

5柄杓を立て残った水で柄を洗います
※上から下へ水が流れ落ちる様に柄の全体を洗います
※柄杓は伏せて戻します

まとめ

神社は神様の住まいですので、服装などの身なりも整えてから、手水舎で心身ともに清めます
本来は裸になり海や川で禊をして
神様の敷地に入れさせていただきます
それを念頭に入れて手水舎で
手と口を清めましょう
神社に参拝に行く時は手を拭くためのハンカチは必須です


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梅沢木材工芸社

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